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2026.10.16

子ども限定のツアー旅行で一生モノの経験を 「よみうりKODOMOわんぱクラブ」

子どもの体験格差が話題になっている近年、できるだけ多く豊かな経験をわが子にさせるために親は出費を惜しみません。そこで今回は、子ども向けの体験プログラムを企画運営している株式会社読売旅行のお二人に、「よみうりKODOMOわんぱクラブ」についてお話をお聞きしました。

(左)読売旅行 商品企画部関東中部北陸企画グループ 東京企画チーム副主任 大島 奈々さん
(右)読売旅行 営業本部ゼネラルマネージャー 土屋 重治さん

──「よみうりKODOMOわんぱクラブ」の概要を教えてください。

土屋氏 わたしたち読売旅行が展開する子ども向け体験プログラムとして、2025年度にスタートしました。小学生(2年生~6年生)を対象に「学び×遊び」のツアーを数多く企画していて、お子様だけで参加する安心安全なツアーの運営管理をアピールポイントにしています。

ツアーのきっかけとなったのは、読売新聞イノベーション本部マーケティングDXグループの声掛けで、「読売KODOMO新聞」「よみうりランド」「読売旅行」の三者が連携して、「子どもの学び」から「実践(体験)」まで一貫した機会を創出できないかというプロジェクトチームがスタートしたことです。子どもに均等な体験学習の機会を与える施策として「ラーケーション」を取り入れる自治体が増えているなど、子ども向けの「旅育」は注目されている社会背景もありました。

当社の役割は「旅育」をコンセプトとした新しいツアーブランド作りで、2025年夏に、「パパとママはお留守番だよ!」をキャッチフレーズに、「読売KODOMO新聞」の読者向けにキャンプ、万博、SDGsツアーなどを造成、募集を行いました。

──「安心安全なツアーの運営管理」について、詳しく教えてください。

大島氏 安心ポイントは、以下の4つにまとめています。

 ◇お子様5~7人につきスタッフ1名の随行
 ◇夜間も随行スタッフが付き添い、屋外宿泊時は周囲の見守りも実施
 ◇緊急連絡体制(けがや病気の際はただちに保護者に連絡、現地での応急救護のフロー確立)
 ◇利用施設やスタッフと綿密な打ち合わせと下見を実施

お子様 5~7人に対して添乗員の大人を1人付けています。これは通常の大人向けのツアーが40人に対して添乗員1人という設定なので、相当手厚い体制です。お子様を預かるツアーでは安全・安心が第一なので、余裕のある行程はもちろんですが、天候や突発的な出来事などでとにかく迷った時は安全な方を選択することにしています。大切なお子様をお預かりするということもあり、添乗員の心得を作り事前にスタッフ全員で共有し、普通救命講習は全員が受講しています。

随行する当社スタッフのことをニックネームで呼んでもらうようにしているので、子どもたちとは旅の序盤から打ち解けて、どんな小さなことでも話してくれる関係を作ることができているように思います。

子どもたちとスタッフ共通の「わんぱ隊員証」。子どもたちのネックホルダーには迷子対策として緊急連絡先と当社の添乗員名も入れている

──具体的にどのようなツアーがありますか?

土屋氏 昨年は万博があったので読売旅行の添乗員とお子様でパビリオンを回るツアーを計3回開催しました。ラインナップが豊富な夏休みはキャンプや登山などの自然体験から、動物や生き物と触れ合う体験、さらに「鉄道車両工場見学」「城めぐり」や歴史探索などの学びカテゴリなど、約18のツアーを企画しました。

──夏場の万博は大変な混雑や暑さ対策、休憩するところが少ないなど苦労も多かったんじゃないですか?

土屋氏 はい。参加するのはお子様だけですので添乗スタッフたちは大変です。真夏の盛りに大変な人混みの万博会場ですので、水分補給と日陰や休憩場所の確保を優先し、さらに迷子にならないように余裕のある行程でツアーを設計しました。子どもたちはもちろん、保護者の方々にもたいへん喜んでいただけました。

今年の各ツアーで実際に添乗したのは若手を中心とした社員だったのですが、お子様向けのツアーにも積極的でやりがいを感じている若手社員が多いことが幸いです。

また、参加したお子様はもちろん、送り出した保護者の方たちの満足度がとても高いのもわんぱクラブのツアーの特長です。昨年からはキャンプツアーも始めたのですが、3年連続参加しているお子様も何人かいらっしゃいます。

「3日間でこんなに成長するとは思わなかった」とか
「その日何があったかなど、普段はあまり話をしてくれない子がこのツアーに関してはすごく話をしてくれた」
なんていう感謝の言葉をいただいたときはやっぱりうれしいですよね。

参加費は安くないものもありますが、ここでの経験は他には代え難いと子供の経験の為には出費を惜しまない、子育てや教育に関心の高い、ご家庭のお子様たちが多くいらっしゃるのだろうなと思います。

──プロモーションについて教えてください。

土屋氏 立ち上がってまだ2年目の事業ですので、広告宣伝については基本的には読売KODOMO新聞のみで告知をしています。夏休みをにらんだ6月11日付読売KODOMO新聞の中面4ページで夏の旅行商品を扱う広告を出稿しました。

全体の反響としては、222件で募集人員数のおよそ8割程度が集まった計算になります。

読売KODOMO新聞はやはり、子育てや教育に関心があるご家庭が購読されているので、本事業のターゲットとしてはこれ以上にない最適な媒体だと思っています。

──一見して、こどもの目に飛び込んで惹きつけそうなワクワクドキドキな原稿ですね。

大島氏 はい、読売KODOMO新聞の編集記事のトンマナも十分に意識して、子ども向けのデザインが得意なデザイナーさんに制作してもらいました。この広告を目にした小学生の読者の目を引き、興味を持ってもらい、「これ楽しそう」「なにこれすごい!行ってみたい」とご家庭で言ってもらうことが目的なので、子ども目線でどう映るかを念頭に広告を作っています。

また、読売旅行がバス会社と年間契約しているバスをラッピングしてPRに活用しています。わんぱクラブでのツアーでももちろん使いますし、大人向けのツアーでもPRに活用しています。このラッピングバスで日本各地を回り、少しでも多くの人に目にしてもらえたらなという思いです。

8月2日の東京ドーム巨人戦で冠協賛をした「そのたび、わくわく。読売旅行スペシャルデー」でもわんぱクラブのPRを行い、9月下旬に開催されたツーリズムEXPOでも「TRY」「冒険」というテーマでブースを出展しました。


──SNSやデジタルメディアを用いたアプローチはどうですか。

土屋氏 はい、告知用でもあるのですが Instagramは保護者向けに旅行の様子をストーリー配信しています。

お子様を旅行にだした保護者の方々は当然、子どもがいまどこで何をしているのかを気にされているので、今ここにいます!こんなことしていますよ、とツアー中はかなりこまめにストーリーで配信するようにしています。アカウントのフォロワー数自体は少ないですが、ツアーが重なると一時的に17万以上の方に見ていただけているので、こうした活用を今後は保護者以外の方々にもうまく広げていきたいなと思っています。

あるお子さんの言葉で印象的だったのが、「学校では友達になろうって言わないと友達になれないけど、このツアーではなんか自然とみんなと友達になれた」って感想を残してくれたことです。

確かに、ツアーの参加者の7割がお子様1人での参加なのですが、同世代で並んで同じ経験をするとなんかすぐ友達になっちゃうんですね。添乗員としてそれを旅の最初から最後まで見ていると、出会いとか関係が深まっていくところ、成長みたいなものを感じることができる。やりがいを感じる、素敵な事業だなあと思っています。

また、ツアーにスタッフとして参加した社員からも終了後にフィードバックをもらっていますが、「教育を通じて子どもたちの成長に貢献でき、社会貢献の意義を実感できた」「子どもたちだけでなく、同じ会社のメンバーとも関係性を築けたこと」など、社員同士の連携強化や社業に関するプライド造成にも寄与していると感じています。

──最後に、今後の展望を教えてください。

土屋氏 はい、今後は夏休みだけでなく通年でツアーを企画していきたいと思っています。読売KODOMO新聞にもレギュラーで告知広告を出稿していく予定です。

ジャンルとしては、スポーツ系で、例えばスポーツ×地域とが連携したものを企画できたらいいなあと思っています。先日も、わんぱクラブに興味を持っていただいていたスポーツ系の団体の方からお声がけいただき、ご説明にあがりました。地方のご当地企業もそうですし、各地に企業系テーマパークも出来ています。PR物配布やサンプリングなどの企業協賛、さらにご協賛社様とのタイアップツアーにも取り組んでいきたいと考えています。


▼未来への投資は、子どもたちの体験から
読売旅行「よみうりKODOMOわんぱクラブ」は、子どもたちに旅を通じた学びと感動を届けています。私たちは、この理念に共感し、次世代育成をともに支えていただける企業・自治体・団体様との新たなパートナーシップを求めています。企業ブランドの価値向上や社会貢献活動の一環として、ご関心をお持ちいただけましたらお気軽にお問い合わせください。

(問い合わせ先)
読売旅行 よみうりKODOMOわんぱクラブ窓口
Mail:tokatsu.ticket@yomiuri-ryokou.co.jp