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ICT対応で中小の救世主に

インフラ(社会基盤)整備は、新興国の留学生にとって、関心が強い分野だ。可児建設(愛知県小牧市)可児憲生社長と可児純子取締役は「アフリカ系の技術者採用は、ICT(情報通信技術)に対応する中小企業の救世主になりうる」と話し、アフリカ人研修生を受け入れた成功体験を紹介した。実戦力としての能力と人柄に感銘を受け、採用に踏み切ったという。

土木工学の成果で企業に貢献

モロッコのメカウィ・ナビルさん(豊橋技術科学大学大学院)は、地震国である日本の事例研究をしており、「土木工学の成果を用いて企業に貢献したい」などと述べた。母国モロッコでも地震が被害をもたらしていることから、防災産業の大きな需要があるとして、両国の知見と商機を結ぶ仕事への高い意欲を示した。

可児 憲生

可児建設株式会社 代表取締役社長

可児 憲生さん

可児 純子

可児建設株式会社 取締役管理企画部長

可児 純子さん

メカウィ・ナビル

豊橋技術科学大学大学院 モロッコ出身

メカウィ・ナビルさん

政府広報

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